科学研究費助成事業 基盤研究(B)「がんサバイバーの生活再構築を支援するオントロジーを活用した看護システムの開発」

お知らせ

本研究課題に関する現在進行中の調査

化学療法誘発性末梢神経障害をもつ患者に対する
「末梢神経障害の知恵袋システム」導入に向けた調査

1. 研究の目的および概要
化学療法誘発性末梢神経障害(chemotherapy-induced peripheral neuropathy: CIPN)は、がん患者さんの約3割が経験する苦痛を伴う症状の一つです。このようなCIPNに伴うしびれや痛みへの対処法は、患者さんの個人の日常生活のなかで生活の知恵として蓄積されていますが、他の患者さんには十分に共有されていません。そこで、私たちは、CIPNをもつがん患者さんが、他の患者さんの生活の知恵を参考にして、症状に対処し、安全に生活を送れるように「末梢神経障害の知恵袋システム」を開発しました。この研究では、「末梢神経障害の知恵袋システム」の導入を目的として、2段階の研究に取り組んでいます。
第1段階では、CIPNの治療やケアに携わる医療従事者の方を対象に「末梢神経障害の知恵袋システム」の内容妥当性とユーザビリティについて調査します。
また、第2段階では、CIPNをもつがん患者の「末梢神経障害の知恵袋システム(β版)」に関するユーザビリティと使用に伴う症状や生活の質(Quality of Life; QOL)を調査します。
2. 研究者・所属
研究責任者
大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 急性期・緩和ケア学研究室
荒尾 晴惠
研究分担者
大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 急性期・緩和ケア学研究室 
山本 瀬奈
大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 急性期・緩和ケア学研究室
博士後期課程 山岸 美紀
大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 急性期・緩和ケア学研究室
博士後期課程 青木 美和